市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会のブログより。
三重県伊勢市でスタートした「チェルノブイリ法日本版」条例の制定をめざす直接請求(その詳細は->こちら)に寄せられた、今年90歳の米国の人権活動家ノーム・チョムスキーからのメッセージを紹介します(参考:「ノーム・チョムスキー~ふくしまの声を聴く」)。
From: Noam Chomsky <chomsky@‥‥>
Will this help.
Noam
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I understand that there are local initiatives calling for enactment of “the Chernobyl Law in Japan” in Ise City, Mie prefecture, the first city to take such a step. These courageous citizen actions should encourage others to pursue the same course, reaching the national level. It would be a most important contribution to bringing not only Japan, but the whole world, to understand and confront the grim threats posed by nuclear facilities and the urgent need to protect the health and safety of people who may be victims of their misuse. These efforts merit strong local and international support
Noam Chomsky
(仮訳)
私は、「チェルノブイリ法日本版」の条例制定を求めて、最初に、三重県伊勢市が一歩を踏み出したことに共感します。
この勇気ある市民の行動は、今後、日本の各地で同様の条例制定を求める人々に大きな勇気を与え、国政レベルで法律の制定が実現することでしょう。
原子力施設がもたらす深刻な脅威を理解しこれと向き合う時、そして原子力施設の乱用により犠牲者になるかもしれない人々の健康と安全を守るため、今すぐ必要な対策を理解しこれと向き合う時、「チェルノブイリ法日本版」の条例制定を求める伊勢市の市民の行動は、日本国内だけでなく全世界にとっても、大変重要な意味があります。
伊勢市の皆さんの努力は、地元ばかりか国際的にも強力な支持を受けるに値するものなのです。
ノーム・チョムスキー
(※) 参考
*「ふくしま集団疎開裁判の会」のインタビューに答えて(2013.5.29)
「福島のような大惨事を防ぐために解決しなくてはいけない、化石燃料、原子力、代替エネルギーや組織にまつわる問題が山済みであることは事実ですが、一部の問題はとても緊急を要するもので、他のいかなることよりも最優先されなくてはいけないことの第一は、 被ばくの深刻な脅威にさらされている数十万の子どもたちを救うことです。
この緊急の課題に対して解決策を見つけ、政府にそれをさせるためのプレッシャーを日本の市民の力でかけなくてはいけません。そして、その非常に重要な取組みに、私も支援できることを望んでいます。」
*チョムスキーの政治的発言の日本語訳アーカイブ
*チョムスキーとメディア(YouTube)
*ハワード・ジンとの共同インタビューその他(デモクラシーナウ!2007.4.16)
*「中心の崩壊~ラディカルな想像力の再考」(2010.5.31)
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◎ 自治体レベルの子どもたちの甲状腺検査プロジェクトに賛同する市民とその声は -> こちら で紹介。自分も賛同したいという方は こちら の投稿の「コメント」欄か、tonke*song-deborah.com(*を@に変更)まで賛同メッセージをお寄せ下さい。 ...
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