Translate

2019年11月18日月曜日

【第34話】再挑戦:2020年3月、三重県伊勢市で、「チェルノブイリ法日本版」条例の制定をめざす直接請求に2度目のチャレンジ(2019.11.17)

昨夜、市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会の共同代表で、三重県伊勢市の保養団体「ふくしまいせしまの会」の代表の上野正美さんから、来春3月に、伊勢市で、「チェルノブイリ法日本版」条例の制定をめざす直接請求に再度、チャレンジしますと連絡があった。

本日、もう少し詳細を聞き、とりあえず、速報としてブログにアップ。

先週、福島地裁の「子ども脱被ばく裁判」で証言した原告のようなお母さんが日本社会を変えると思った(その詳細は->こちら)が、
昨夜、上野さんの話を聞き、今の日本政治・日本社会の三無主義(無気力、無関心・無責任)から脱却し、新三無主義(無理、無謀、無鉄砲)を掲げ、我が信念を貫こうとする上野さんたちの市民グループのような人たちが日本社会を変えるんだ、いや、もう変えていると思った。

【速報:再挑戦】2020年3月、三重県伊勢市で、「チェルノブイリ法日本版」条例の制定をめざす直接請求に2度目のチャレンジ(2019.11.17)
  子らを思へる歌  
瓜食めば子ども思ほゆ
栗食めばまして偲はゆ
いづくより来りしものそ
目交に もとな懸りて
安眠し寝さぬ
【反歌】     
銀も金も玉も 何せむに
優れる宝 子に及かめやも
  山上憶良「万葉集」巻5
                 ****************

今年7月31日から、三重県伊勢市で、保養団体「ふくしまいせしまの会」の代表上野正美さんたちが、「チェルノブイリ法日本版」条例(正式名称「原発事故を伴う放射能災害から伊勢市民を守るための条例」)の制定をめざす直接請求の署名活動をスタートしました。
 連日16~17時に伊勢市駅前の一般向けの署名集めを報道する記事(中日新聞8月1日)

結果的には、署名は直接請求に必要な数に達しませんでした(このときの詳細は->こちら)。

そこで、潔く諦めるのではなく、捲土重来を期して、来年3月2日から、再び、この条例の制定をめざす直接請求の署名活動を行なおうと、 7月の直接請求の市民グループの報告会&反省会で話合った結果、決定しました。
再挑戦する直接請求の 請求代表者は、7月と同じく、以下の3名の市民です。
 荒川圭子さん 郡山市からの自主避難者
 濱口 弘さん はまぐちギフト 
 上野正美さん 「ふくしまいせしまの会」代表 

今後百年生き永らえたとしても決して体験できないような311原発事故の体験に立ち返り、そこから再び決意を新たにし、日々、知恵と創意と工夫をこらして、今度こそ必ず、目標の署名を集め、山上憶良に負けないくらい、子どもらを思う伊勢市民の、チェルノブイリ法日本版条例に寄せる願いと民意を市議会に届ける決意です。

まずは、決起集会を以下の日程・場所で開くことを決めました(詳細は追って)。
子どもらを思う皆さん、一緒に力を合わせて子どもらを守りましょう。
日時: 2020年2月15日(土)
場所: いせシティープラザ 1階ホール()
   〒516-0037 三重県伊勢市岩渕1丁目2−29
    電話番号  0596-24-2751
参加者: 柳原敏夫(市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会・共同代表)
       ほか

 () いせシティ-プラザは、いせ市民活動センターの中にあります。

取り急ぎ、速報でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

【第173話】山が一歩動いた。最高裁にツバを吐かず、花を盛った避難者追出し裁判の理由書に対し、1年8ヶ月後に最高裁から「受理する」と応答(25.12.12)

 山が一歩動いた。だが、それは一歩だ。しかし、一歩でいいのだ。これまでと格段に貴重な一歩だから。それは司法と市民運動の核心(人権)を掴んだ、その意味で未来の羅針盤になる重要な一歩だからだ。 以下、この経験を一生手放さないための振り返り(その1)と報告。  ************...