このたび、伊達市の市民の島明美さんらが中心となって作った市民団体「個人被ばく線量計データ利用の検証と市民生活環境を考える協議会」(2019年5月設立)の会報の創刊号が発行されました(会報創刊号のPDF→表 裏)。
島明美さんは、福島県伊達市で2012年から大々的に始まった、市民にガラスバッチを配布し、個人線量を測定するプロジェクトに当初から不安、疑問を抱き、この測定によって得られた市民の個人データ(それは市民の命、健康に関わる重要な市民の共有財産)がひそかに濫用されているのではないかと疑い、この測定データを解析したとする宮崎早野論文について、2年前の12月、東大と福島県立医大に、宮崎早野論文の研究不正の真相解明を求める申立を行ないました(→その報道記事)。その後もずっと、この測定データの取り扱いについて、不正がなかったか真相解明を続けている人です。
これは、
昨今の、疑惑でも不正でもなんでも「なかったことにする」「忘れたことにする」「ガマンする」風潮に正面から逆らって、
「なかったことにはさせない!」
「忘れたことにはさせない!」
「ガマンなんかしない!」
という信念の風を福島県伊達市の町から起こした勇気ある行動です。
、
Translate
登録:
コメントの投稿 (Atom)
【第171話】最高裁にツバを吐かず、花を盛った避難者追出し裁判12.18最高裁要請行動&追加提出した上告の補充書と上告人らのメッセージ、ブックレット「わたしたちは見ている」(24.12.20)
1、これまでの経緯 2011年に福島県の強制避難区域外から東京東雲の国家公務員宿舎に避難した自主避難者ーーその人たちは国際法上「国内避難民」と呼ばれるーーに対して、2020年3月、福島県は彼らに提供した宿舎から出て行けと明渡しを求める裁判を起こした。通称、避難者追出し訴訟。 それ...
-
◎ 自治体レベルの子どもたちの甲状腺検査プロジェクトに賛同する市民とその声は -> こちら で紹介。自分も賛同したいという方は こちら の投稿の「コメント」欄か、tonke*song-deborah.com(*を@に変更)まで賛同メッセージをお寄せ下さい。 ...
-
福島県が福島原発事故で福島から東京の国家公務員宿舎(応急仮設住宅)に避難した自主避難者を被告として、提供した 応急仮設住宅 から退去することを求めて提訴した「避難者追出し裁判」( ※ 1 )、その強制執行のストップ(停止)に関して、賛同のお願いです。 今月3月8日、東京地方裁判所...
-
3月11日、 福島県に「自主避難者の応急仮設住宅からの退去の強制執行」の撤回を求める緊急オンライン署名がスタート。署名は ー> こちらから 強制執行を受けた自主避難者本人の陳述書 ー> こちら 東京地裁の執行官が避難者に渡した催告書(24.3.8) 以下は、昨日、避難...
0 件のコメント:
コメントを投稿